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韓国駐在員報告2015年10月 社会・時事 韓国統計庁が2015年9月23日に発表した統計資料によると、2014年の韓国人の死因1位はがんだった。これは統計を取り始めた1983年以来、32年間変わっていない。人数ベースでは7万6,611人が、がんにより死亡している。人口10万人当たりの死者数を示すがん死亡率は150.9人で、死因2位の心臓病(52.4人)の約3倍に当たる。がんの種類別の死亡率は肺がん(34.4人)がトップ、次いで肝臓がん(22.8人)、胃がん(17.6人)の順だった。死因3位は2014年に2位だった脳血管疾患で死亡率は48.2人、4位は自殺で死亡率は27.3人。また、肺炎が死因5位(死亡率23.7人)となり、10年前の10位(同7.1人)に比べ大幅に上昇し、人数ベースでは1万2,021人が肺炎で亡くなっている。統計庁はこれについて、肺炎は高齢者に多く、韓国社会の高齢化が進むにつれて肺炎による死者も次第に増えていると説明した。 |
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