東南アジア駐在員報告
2018年2月 行政 駐在員 : 芦澤裕之
2017年11月に人材育成と経済分野での協力推進に係る覚書を交わしたインドネシアの西ジャワ州を、1月中旬、難波副知事が初めて訪問した。
西ジャワ州では、正味2日間で、今年6月オープン予定のクルタジャティ空港の視察や、州知事への表敬訪問、県内進出企業訪問、ガルーダインドネシア航空へのエアポートセールスなどの日程をこなした。
クルタジャティ空港は、「エアロシティ」と呼ばれる壮大なプロジェクトの核となる施設で、年間利用者は1100万人(全体計画完成後は5000万人)と見込まれている。インドネシアでは、道路、空港、港などのインフラがまだまだ充実していないため、国民や日本人駐在員は、ジャカルタ周辺の空港や港に通じる道の慢性的な渋滞に悩まされている。ジャカルタの隣にある西ジャワ州に建設されるクルタジャティ空港とパティンバン港は、こうした首都圏の航空需要、港湾需要を代替する施設として期待されている。
西ジャワ州には県内企業67社70事業所が進出しており、経済的な結び付きが非常に強い。今後も西ジャワ州と本県がお互いに成長していくため、覚書に記載された協力関係の構築を具体的に進めていく。
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