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東南アジア駐在員報告2001年8月 経済 7月25日から28日にかけてミャンマーの首都ヤンゴンを訪問し、大学の研究者や地元企業関係者、日系企業の駐在員に話を伺う機会を得たので、ミャンマーの社会・経済状況についての印象などを簡単に報告する。
Tel;+95-1-639001 Fax;+95-1-639017) ヤンゴン市内の治安はそれほど悪くなく、観光客でも普通に町を歩ける状況であった。通りには屋台や路上でみやげ物や食べ物などを売る人や買い物客も多く出ており、それなりに活気を感じた。町行く人はほとんど例外なく民族衣装のロンジーと呼ばれる腰巻をつけ、子供や女性は虫除け・日焼け止めのためにタナカという樹液を乾かしたパウダーを顔に塗っており、独特の雰囲気である。皆、敬虔な仏教徒で、平日でもパゴダ(仏塔)でお祈りをささげる人が多い。 大学教授へのインタビューで、若者や労働者は現状に満足しているのかと質問したところ、仏教の教えであまり多くを望まぬようにとされているとのこと。また、若く優秀な人には、外国で勉強し自分で起業し道を開こうとする人も多く、ミャンマーの今後の発展も期待できるとのことであった。 バゴダでお祈りをする人々 ヤンゴン市の中心街 一般の工業団地の内部 |
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