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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2022年12月 経済
駐在員 : 竹田 敏彦


 当所では、AOIプロジェクトが海外展開の取り組みとして行っているシンガポールの技術専門学校(ポリテクニック)等との連携をシンガポール側からサポートしている。過去2回はコロナ禍のためオンラインで実施された農業関連の先端的取組発表のフォーラムが、今回初めて対面での開催となった。会場はシンガポールの東部に位置するITE(技術教育研究所)。当日は、セミナーの共催団体であるニーアンポリテクニック、ナンヤンポリテクニック、リパブリックポリテクニック、テマセクポリテックニック及びシンガポール食品庁の関係者に加えて、ハイテク農業に関心を持つ研究者や企業関係者150人が参加した。
 パネルディスカッションには、シンガポールのコー・ポークン上級国務省(持続可能性・環境兼人材開発担当)にも登壇いただき、静岡県とシンガポールとの今後のコラボレーションの深化に期待していることが述べられた。静岡側からは、オンラインも活用しながら、NPO法人静岡オーガニックウェブの吉田代表理事、株式会社ファームシップ及び株式会社Happy Qualityの関係者、AOIプロジェクトや農林技術研究所の職員が取り組み発表を行い、シンガポール側の発表者と議論を深めた。
 シンガポールでは、現状10%未満の食料自給率を2030年までに30%へ引き上げることを目標としている。食品庁は目標達成に向けて、作物・魚類の生産性や栄養価を向上させるための遺伝子組み換え、品種改良などのプロジェクトに巨額の資金を拠出し、国の食料安全保障強化に努めている。
 このような状況であるため、シンガポール側の静岡県が持つ技術・そして今後の人材交流に対する期待は大きい。来年、静岡で開催される第4回フォーラムにはシンガポールから多くの関係者が来静し、研究開発、人材交流について具体的な取り組みが開始できることを期待している。


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