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韓国駐在員報告
2010年7月 社会・時事 駐在員 : 掛沢孝寿
サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、韓国は惜しくも決勝トーナメント1回戦でウルグアイに敗退したが、盛り上がりは最高潮に達した。熱狂の副産物として、来年はベビーブームになるとの予想もある。
保健福祉部によると、2002年のW杯日韓共催大会と2006年のドイツ大会の翌年にはベビーブームが起こっている。
合計特殊出生率は、2004年は1.16人、2005年は1.08人で過去最低に落ち込んだが、ドイツ大会の翌年の2007年には1.26人に上昇している。
同部関係者は「正確な分析は難しいが、W杯の熱気が出産の増加に少なからず影響を与えているようだ。1988年のソウル五輪の翌年にも同じようなベビーブームがあった」と話している。
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