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東南アジア駐在員報告

2016年8月 社会・時事
駐在員 : 芦澤裕之


7月10日、シンガポールで日本語スピーチコンテストが開催された。このコンテストは、シンガポールで最も権威のある日本語スピーチコンテストで、1968年から毎年開催されている。本県では、2010年から、優秀者に対する副賞(静岡県内ホームステイプログラム)を提供している。

私は2年ぶりにコンテストを拝見したが、2年前よりも参加者のレベルが上がっているように感じた。また、スピーチのテーマや、スピーチ内で語られる日本語学習を始めたきっかけに「アニメ」を挙げる参加者が多かったことが印象的であった。本県へのホームステイプログラムを獲得した高等学府の部優勝者も、日本のアニメの影響で日本語学習を始め、今は声優を目指している、というテーマでスピーチをした。

少し前に、シンガポールの日本語教師にお話を伺う機会があった。その方の話では、近年、韓国語の人気が出てきており、その要因にはKポップや韓流ドラマなど、韓国の国を挙げての文化輸出がある、とのことであった。一方で、日本語も根強い人気があり、日本語を勉強する者は、日本のポップカルチャー(コスプレ、漫画、アニメ)が好きな方が多く、一昔前の生徒に比べて、日本に対するより深い興味を持っているそうだ。

最近、世界的にブームを巻き起こしているゲーム「ポケモンGo」も、日本を代表するコンテンツである。また、本県関連では「ちびまる子ちゃん」が、タイなどではとても人気がある。富士山や温泉など観光素材もコンテンツと言われるが、人を惹きつけ、学習や旅行などの行動を起こさせるようなコンテンツをどれだけ持っているかで、国、あるいは地域の力に差が出てくるのではないかと思う。


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