台湾駐在員報告



2017年2月 社会・時事
駐在員 : 内藤晴仁


日本の新幹線技術が海外で初めて実用化された台湾新幹線(台湾では「台湾高速鉄路」と言う)が、2007年の開業から今年で10周年を迎えた。

台湾新幹線は台北市(南港駅)から高雄市(左営駅)までの約350kmの距離を最短で約1時間30分で結んでいる。台湾新幹線の開通により台北-高雄間は日帰り圏内となったことから利便性が高まり、今では台湾交通の大動脈として旅行やビジネスに欠くことができない交通手段となっている。
 
 なお、先日、台湾新幹線のレール施工技術に県内企業が深く関わっていることを知った。開業以来10年間、大事故がなく安全に運行されている台湾新幹線に県内企業の高い技術が活かされていることを誇りに感じる。台湾の方々の利便性向上のため、最高の技術と英知を結集した台湾新幹線の次の10年間の飛躍を期待したい。

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