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韓国駐在員報告

2022年10月 経済
駐在員 : 高橋 誠


 最初に白状してしまうが、私は少し韓国での日本人気を甘く見ていたかもしれない。9月25日に3年ぶりにオフラインで開催された「日韓交流おまつり in Seoul」にはそう感じさせるだけの人々が集まった。このイベントは2005年から継続して開催されている歴史あるイベントだ。組織委員会が主催し、在韓日本大使館公報文化院や在韓日本企業、そして何よりも数多くのボランティアに支えられて成り立っている。日韓友好親善の代表行事だ。
 朝、準備のために会場に到着すると、既に入口で開場を待ち構えている入場者が溢れていた。本県のブースでは今回、食べ物の試食や体験のブースは他に譲り、純粋に本県の旅行情報に関心を示していただこうと、QRコード読取によるクイズ(クイズに答えれば静岡を知ることになる)とインスタフォローの2段構えで、オリジナルグッズを進呈するイベントを実施しようと、ボランティアスタッフと一緒にオープンを待ち構えていた。
 しかし、11時のオープンからすぐ、まずは自由時間のボランティアスタッフ、つまり日本に関心が高いファン層の若者たちがブースを訪れ、彼らがQRを読んでクイズイベントに参加していると次々とお客様がやってくる。十分に用意していたつもりだったグッズはなんと約2時間で品切れとなった。本県のブースだけではない。雪塩を振りかけたソフトクリームの販売を行った沖縄県ブースにも行列は殺到。機械は連続してソフトクリームを作れないから長蛇の列ができてしまう。地酒の試飲を行った長崎県や宮崎県も似たような状況だった。
 来場者の姿を見ると、何に関心が高い層が多いのか、よくわかった。アニメやゲームのコスプレイヤーが圧倒的に多いのだ。会場では一緒に記念撮影をする日韓の若者の姿もある。また、K−POPも人気だが、日本式のアイドルが舞台に登場すると、日本と同様の合いの手を入れるコアな韓国人のファンの声も聞こえてくる。一方で、浴衣を試着したり、手作業の体験ができるブースなどもあり、お年寄りや家族連れも多くいる。なるほど、これは本当に「フェスティバル(おまつり)」なのだと、来場者の明るい顔を見て改めて実感した。


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