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東南アジア駐在員報告2013年8月 経済 7月14日〜16日、約1年8ヶ月ぶりに首都マニラを訪問した。ここ数年、フィリピンは中国の政治リスクを懸念する日系企業の生産拠点として注目を集めている。急速に経済成長が進むタイ、インドネシア、マレーシアなどでは最低賃金が引き上げられているが、推定人口9,600万人、豊富な若年人口が存在するフィリピンは労働需給がタイトでないことから賃上げの動きが目立っていないこと、英語を話す労働者を確保できること、最低賃金に近い条件で雇用しながらもストライキが少ないこと、親日的かつ明るい気質で労務管理が容易なことなど、労働環境が良いことが日系企業の好印象となっているようだ。 |
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