台湾駐在員報告
2022年1月 経済 駐在員 : :宮崎 悌三
11月に開催された観光展と同様、数度の延期を経てようやく12月下旬に開催された台北食品展(正式名:台北国際食品展覧会。会期4日間)に出展した。
日本からの渡航が現状、困難であることから、台湾駐在員事務所では、静岡県からの呼び掛けに応じてくださった33社、茶・茶加工品、わさび加工品、調味料、農水産加工品、日本酒など122点の商品情報を中国語に翻訳し、送付いただいたサンプルとともにブースに展示するとともに、会期中に行われたバイヤーとの商談会にも参加した。藤枝市も出展を予定していたことから、昨年度に続いて事前調整の段階から同市と連携して対応した。
同じエリアに静岡県とともに出展していた日本の他の地域は、青森県、秋田県、広島県、高知県、宮崎県、鹿児島県などで、ブースに収まりきれないほどの商品が並べられた。
訪台できない状態での出展はこれで2年連続となってしまい、参加企業としては、フラストレーションが溜まっていることと思う。当事務所では、出展商品の特長を勉強し、会期前にバイヤーに伝えるとともに、バイヤーが会期中に来場くださった場合には、出展商品に対する興味・関心を拾い上げ、参加企業に可能な限り正確に報告することで、参加企業のお役に立てるよう努めた。
台北食品展の会期は4日間と限られた時間であるため、商品情報をより多くのバイヤーに伝え、反応を把握することを会期後も継続して取り組んでいきたい。
また、観光を始めとする他の分野のPR事業等においても、出展商品を景品として活用する等、年間を通じた認知度向上に努めていきたい。
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