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台湾駐在員報告2017年8月 社会・時事 台湾のトイレでは、使用後のトイレットペーパー(以下、紙という。)を流さずに、脇にある入れ物に入れる習慣が、ここ数か月前までは一般的だった。流さない理由は、水に溶けにくい使用済みの紙が細い排水管を詰まらせてしまい、取除くのに大掛かりな工事が必要だからとのことである。確かに旧式のトイレではそのようなこともあったようだが、溶けやすい紙質が出回り、改修もされたトイレが多くなった現在、以前のような心配もなくなった。台湾当局は、公衆トイレの改修工事を進めると同時に、改修済みのトイレには、「紙はトイレに流してください」という表示を便座脇に設置し、啓発を行っている。 |
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