2月14日〜19日、シンガポールエキジビションセンター(SEC)において、2年に一度のアジア最大の航空産業展示商談会「Singapore Air Show(SAS)2012」が開催された。
航空機産業は軍需産業に関連するのか、軍用機及び軍用機関連装置、さらには航空とは関係のない武器、軍用品を展示するブースも多数みられ、各国の空軍関係者とみられる制服着用者が多数来場して、日本ではほぼ開催されることのない商談会の様相を呈していた。
各国が軍需産業を中心にしたパビリオンを設ける中、今回初めて日本貿易振興機構(JETRO)がジャパンパビリオンを設け、新産業展開を図る中小企業やその連合体(コンソーシアム)等9団体が参加した。超精細金属加工の歯車、ネジ等の基礎部品や一人乗りヘリコプターなどが注目を集めていた。