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韓国駐在員報告

2022年3月 経済
駐在員 : 高橋 誠


 ここ数年、当事務所では、静岡わさびの販路拡大に向け、韓国においてプロモーションを強化してきた。その成果として、静岡わさびのブランド力は、20〜30代の若者たちを中心とした「おまかせ」寿司ブームの後押しもあり、確実に高まってきている。昨夏に行った韓国で人気のYouTubeチャンネル「こうじTV」と連携した静岡わさびプロモーションは、40万回もの再生回数を記録した。注目度の高まりは県産生わさびの取扱量増加などにも見て取れる。
 当事務所では県産わさびの更なる外食業界での利用促進を目的に、2月28日、飲食店経営者や創業予定者等を対象に、プロ向けの料理教室を定期的に運営するRGMフードアカデミーと連携して、静岡わさびを使用したメニュー開発セミナーを実施した。10人募集のところ、多くの申込みがあり、最終的には17人が参加した。
 当日は、同アカデミーの朴海金(パク・ヘグム)院長が、始めに静岡わさびの特徴や他との違いなど座学形式の講義を行い、その後、わさび丼、鮨、西京味噌を使った和え物やわさびの千切りを載せた鰻飯など、12種類の静岡わさびを使ったメニューを実際にその場で作り、参加者はその様子を観たり、メモを取ったり、試食をしたりしながら熱心に学んだ。
 私が話しかけた原州(ウォンジュ)市で日本式のとんかつ屋を営む受講者は、「とんかつにも本物の静岡わさびが使えると思って受講した。日本式で本格的に営業しているから、原州に来た時には是非立ち寄ってほしい」と話してくれた。他にも、「卸売り価格を知りたい」「大きいサイズはないか」など引き合いも多く、終了後に希望者のために用意した生わさびも、予想以上の売れ行きで完売した。まだセミナーは終わったばかりだが、近いうちに「実際にメニューに取り入れたよ」という声が届くことを期待している。


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