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ヨーロッパ駐在員報告
1999年8月 経済 駐在員 : 森 貴志
海外からの投資1位は英国
ヨーロッパ諸国に対する昨年の外国からの投資のうち、英国が全体の23%を占め、昨年に続いて首位を維持したことが、14日明らかになった。
海外資本による新事業計画や事業拡大は650件を上回り、最大の投資国は米国であった。日本や韓国からの投資獲得でも、英国はヨーロッパで第1位であった。また、フランスからの投資額は前年比27%増と大きな伸びを示した。
スティーブン・バイヤース貿易産業相は、外国企業が英国を投資先に選ぶ理由として、ビジネス発展に対する政府の努力に加え、労働力の柔軟性や技術水準の高さを挙げた。
また、ロビン・クック外相は、海外からの投資は雇用機会の拡大、地域経済の活性化、世界規模での競争力の強化に欠かせないと述べ、外国資本誘致のための政府の努力が実ったと述べた。
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