韓国駐在員報告



2011年8月 社会・時事
駐在員 : 掛沢 孝寿


    統計庁が7日発表した「2010人口住宅総調査」によると、2010年11月1日時点で、韓国の一般世帯では1世帯当たり2人の世帯が全体の24.3%と最も多く、標準モデル世帯は、4人世帯から2人世帯へとシフトした。また、単身世帯も 2005年の20.0%から3.9ポイント上昇し、23.9%を占めた。
    韓国の世帯総数は1,754万4,000世帯で、一般世帯数が1,733万9,000世帯(98.7%)、外国人世帯が21万4,000世帯(1.2%)で、一般世帯に2人世帯が占める割合は、1990年の13.8%から2000年19.1%、2005年22.2%と拡大が続いていた。
    年齢層を見ると、2005年は20代が最も多かったが、昨年は70歳以上が最多となった。4人世帯は1990年以降、韓国の標準モデル世帯だったが、昨年は22.5%に減少した。次いで3人世帯が21.3%。1世帯当たりの人数は平均2.69人に減った。
    世帯主の高齢化のほか、少子化の影響による多世代世帯の減少、また、女性世帯主の増加なども進んでいることが分かった。
    居住地については、首都圏(ソウル、仁川、京畿)に暮らす世帯が全体の47.9%で、2005年より首都圏への集中度が上がった。マンション住まいの世帯は47.1%で、一戸建て住宅(39.6%)を初めて上回った。

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