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韓国駐在員報告

2018年10月 社会・時事
駐在員 : 小関 克也


海外旅行の際、搭乗時だけでなく、到着時にも免税品を購入できる「到着時免税店」が日本では昨年9月の成田空港を皮切りに関西国際空港、中部国際空港セントレア、羽田空港と続々設置されているが、韓国の空港においても、早ければ来年5月に初めて設置される見通しとなった。
韓国政府は9月27日の革新成長関係長官(閣僚)会議で、到着時免税店導入案を確定、発表した。同案によると、年末の関連法改正を経て、来年3〜5月に中小・中堅企業を対象に事業者を選定した上、5月末から6月初旬までの間に仁川国際空港に到着時免税店を開設し、6か月間試験的に運営する計画だ。
到着時免税店が設置されることで、国としては、これまで海外空港の免税店で購入していた分の消費を国内消費に転換させるメリットがあり、利用客にとっては搭乗時免税店での購入と違い、搭乗までの間、重い手荷物を持ち歩かなくてよいというメリットや、うっかり買い忘れてしまったお土産を到着時に免税価格で購入できるというメリットがある。韓国政府は試験運営後、仁川国際空港だけでなく、金浦空港、大邱空港など韓国内の主要空港に設置を拡大する方針だ。
韓国政府はこれまで税関・検疫業務への影響などを懸念し、到着時免税店の導入を保留していた。しかし、最近になって海外旅行客と外国人観光客が大きく増えているのに加え、主要国が到着時免税店を一斉に導入していることを受け、再検討を経て最終的に導入を決定した。
なお、日本の到着時免税店では、お得感を出すためか税金の高いたばこ、お酒が主力商品となっているが、韓国では国内市場への悪影響などを考慮し、たばこを到着時免税店での販売規制品目にする見込みとのこと。たばこをお土産として頻繁に持っていかれる方は、韓国の空港内に実際に到着時免税店が設置された際には、注意が必要である。


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