韓国駐在員報告
2010年12月 社会・時事 駐在員 : 掛沢孝寿
法務部(法務省に相当)の出入国・外国人政策本部によると、23日に起きた北朝鮮による韓国の延坪島(ヨンピョンド)砲撃以降の外国人入国者数は2万人台で、事件前の水準を維持していることが分かった。
外国人入国者数は、砲撃前日の22日は2万2,738人、当日の23日が2万4,546人、24日が2万2,455人と集計され、入国者数に大きな変化はなかった。また、砲撃後の23〜27日の外国人入国者数は11万2,585人に上り、昨年に比べ約2万人増加した。
ソウル所在のホテル関係者によれば「日本の顧客から安全性に関する問い合わせはあるが、約90%が予約で埋まっている状態で、キャンセルも以前と同水準である」と話している。
また、大型スーパーマーケット関係者によれば、即席めんやレトルト食品などの売り上げ急増や来店者数の増加はみられない模様で、韓国人の不安心理を示す現象も特に現れていないと話している。
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