韓国駐在員報告
2022年11月 経済 駐在員 : 高橋 誠
昨年度も出展したCOEX FOOD WEEKに今年も出展している。韓国内でも最大規模の総合食品展示会で、特徴としては、B to BとB to Cの両方の機能を備えていることである。11月2日(水)から5日(土)までの4日間の開催で、執筆時点(4日)で絶賛開催中のイベントだ。今年はようやく往来が可能となったことから、県内からも2社の担当者が実際に会場に来場し、2019年以来、久々に直接来場者にPRする機会となったことはうれしい限りである。
今回はまだ航空券も高いし、海外に行くことで新型コロナウィルスによる感染を漠然と心配する方々も多いと想定したので、来場できない県内企業の皆様の商品も、昨年同様、当方でサンプルをお預かりして、関心のあるバイヤーに向けて紹介することとした。来場した2社も含め、11社の商品を紹介している。
バイヤーの反応は、昨年と比べ、積極的だと実感した。具体的な質問も多く、私もスタッフも説明に大忙しだった。一番人気は、やはり「わさび」関連商品だ。韓国でのわさび人気は相当なものであるが、実は、本県の主要わさび加工メーカーの代表的な練りわさび商品のほとんどは既に韓国で取り扱う業者がある。「他の業者が取り扱ってないものはないか?」と問いかけてくる業者には、未だ取り扱われていない商品を紹介するのだが、オーソドックスな主要商品が全て取り扱われていることを知ると、とても残念そうにしていたのが心苦しい。
展示会の終了後も、商談内容をアフターフォローしつつ、1件でも多く県産品の新規輸出に繋げられたらと思っている。
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