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中国駐在員報告

2023年7月 経済
駐在員 : 石川 祐介


 コロナ禍で中断されていた中国各地の大型観光展が相次いで再開している。6月16〜18日には北京市で「2023北京国際旅游博覧会」、6月30日〜7月2日には重慶市で「西部旅游産業博覧会」が開催され、上海事務所は両地で本県のPR活動を行った。
 北京市では、対面型の大型観光展が2019年以来4年ぶりに開催されることが大きな話題となり、4万5千人もの来場者で賑わった。初日は旅行会社向けに公開され、「コロナ禍で関係が切れてしまったので、新たに日本のランドオペレーターを探したい」といった声や、「産業観光のニーズが高まっているため、県内で工場見学できる施設を教えて欲しい」といった声が聞かれた。
 また、2〜3日目は一般向けに公開され、親子連れや中高年の夫婦らが夏休みの訪問先を探そうと、情報収集に訪れた。来場者は、「東京・大阪・北海道・沖縄など日本の主要な観光地への訪問経験があり、次は魅力ある地方都市を訪れたい」と、真剣な表情で見どころやアクセスをスタッフに尋ねていた。
 重慶市では、在重慶日本総領事館がモデレーターとなり、静岡県、群馬県、大分県が温泉の魅力を伝えるトークショーを開催した。日本への訪問経験のない来場者が大半であったが、富士山やちびまる子ちゃんといった本県コンテンツへの反応は大変良く、中国の中核都市である4直轄市(北京・上海・重慶・天津)の1つで人口3,200万人を抱える重慶市は、十分な可能性のあるマーケットだと感じられた。
 JNTO上海によると、中国における日本渡航用のシングルビザ取得件数は増加基調にあり、2〜3月は対2019年比で10%未満だったが、5月には40%まで戻ってきているようだ。現在、現地で取得されるビザは夏頃の渡航に向けたものと想定され、今後は日本国内で中国人のFIT(海外個人旅行者)を目にする機会も増えていくだろう。団体旅行の再開は未だ不透明だが、沿岸部を中心とした「感度の高いFIT」は、着実に動き始めている。


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