東南アジア駐在員報告
2018年3月 経済 駐在員 : 竹田敏彦
2月上旬、川根本町、県及び県教委などの関係者に同行して、川根本町にサテライス・オフィスを構えるZOHO社のインド・チェンナイ本社及びテンカシ支社を訪問し、今後の地域振興の可能性などについて協議した。
チェンナイはインド南部に位置し、ベンガル湾に面した同国第4の都市。自動車、情報技術、ビジネス・プロセス・アウトソーシングなどの産業が盛んな地域である。一方、支社のあるテンカシはチェンナイから南へ600キロ。インドの最南端に近いエリアにあり、舗装されていない道を牛が歩くのどかな地域である。
ゾーホー社は地域貢献を重視する企業である。本社及びテンカシオフィスには、ゾーホーユニバーシティという企業内教育施設を持ち、それぞれの地域の若者に英語、プログラミングなど将来に役立つ技術を教え、能力開発を行っている。今回の訪問では、川根本町でも学生交流など地域のための取組ができないかと提案をいただいた。
弊所では、関係者と協力しながら、昨年12月に訪問したテランガナ州とあわせて、インドとの新しい交流の芽を育てていく。
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