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東南アジア駐在員報告2010年1月 経済 タイ・・・静岡県農林水産品等販売促進フェア 12月3日〜13日、農林水産物等の海外販路拡大施策に取り組む本県(担当:産業部マーケティング室)が支援する取り組みの一つとして、バンコク伊勢丹主催の「Japan Food Fair (日本全国味の縦断フェア)」で、静岡県産品が販売された。今回の販売品目は、イチゴ、トマト、わさびなどの生鮮品や緑茶、わさび漬け、ウナギかば焼きなどの加工食品で、本県特産のイチゴ、「紅ほっぺ」が人気を博した。 人口約6,800万人。経済発展に伴い、中流層が急速に拡大しつつあるタイでは、美味しくて安全な日本食への需要が増加している。 食品卸業界の寡占化、硬直化が進み、日本の農林水産物の中での差別化が求められ、厳しい競争にさらされるシンガポールに比べて、大規模かつ新興市場のタイは販路拡大の可能性は大きい。今後はこうした消費者向けフェアのほか、食品卸業、小売店への売込みなどの取組みも重要となる。 |
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