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北米駐在員報告
1999年6月 社会・時事 駐在員 : 若梅真樹
・「タイタニック」を抜けるか「スターウォーズ」
華々しい前評判が先行した人気映画シリーズ「スターウォーズ」(ジョージ・ルーカス監督)の新作「エピソードTファントム・メナス」が公開された。
USAトゥデーによると、97年公開の「タイタニック」は、2億ドルの製作費に対して米国だけで6億ドルの売上げを計上したという。大半の映画は公開直後に売上げが集中し、その後は減速するという傾向が多い中、若い女性を中心としたリピーターが多く、15週連続でトップを維持し、驚異的なロングランとなったものである。
一方、今回の「エピソードTファントム・メナス」については、女性があまり興味を示さず、ターゲットが若者に限定された作品なので、リピーターもそれほど多くなく「タイタニック」は抜けないとする説と、最初の作品を見ているファンは、何度でも見に行く、また、家族連れでの動員が相当見込まれるなどと予想は交錯している。
早速、我が家でも家族4人で見に行ってきたが、また行きたいというリクエストもあり、これから何回かは足を運ぶことになるのかもしれない。いずれにしても、「エピソードTファントム・メナス」が過去最高の興業記録を上回るかどうかに注目が集まっている。
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