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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2005年7月 経済
駐在員 : 橋本勝弘


       シンガポール 格安航空会社の参入が観光客増に寄与
       シンガポールのチャンギ国際空港を利用する格安航空会社は現在3社(下表のとおり)で、これまでの運航本数は前年の週70便から週181便にまで急増している。こうしたことから、1月〜5月期の格安航空利用客は前年同期に比べ4倍となり、シンガポール航空(SIA)が出資する格安航空会社、タイガー・エアウェイズでは、中型旅客機「A320型(客席数150席程度)」8機を新たに発注し、旅客の増加に対応した。これまでタイガー・エアウェイズは、同型4機をリース方式で保有していた。
       シンガポール航空(SIA)の子会社で、地上業務サービスのシンガポール・エアポート・ターミナル・サービスズ(SATS)が発表した5月の取扱い旅客数で見ても、前年同月比9.1%増の212万人で、5ヶ月連続の前年同月比増となっている。
       チャンギ国際空港では、現在、第3ターミナルの建設が進められ、完成後は6,400万人の旅客処理能力(昨年の旅客実績は約3,000万人)を有することになるが、さらに、格安専用ターミナルの建設も進めている。来年初めには完成する予定で、年間270万人の利用が見込まれている。
      就航数全体に占める格安航空の利用者の割合は約5%に達し、1年前の営業開始以来、急成長を遂げたことになる。それでも米国の25%、欧州の10%、豪州の40%に比べ、割合が低いことから今後の成長が見込まれる。
       
      *チャンギ国際空港を発着するバジェットエアライン(格安航空会社)3社
      航空会社名(国名)
      就航年月、就航都市
      備      考
      バリュー・エアー
      (シンガポール)
      2004年5月、5都市(香港、バンコク、ジャカルタ、パース、成都市)
      *新千歳にチャーター便(香港経由、6月運行)
      シンガポール航空(SIA)元副会長のリム・チンベン氏が設立。(同氏は元駐日シンガポール大使)
      タイガー・エアウェーズ
      (シンガポール)
      2004年9月、7都市
      (バンコク、プーケット、チェンマイ、マカオ、ハノイ、ホーチミン、マニラ)
      バリュー・エアーの設立を受け、 SIAも格安分野に参入。(SIA49%出資)
      ジェットスターアジア
      (オーストラリア)
      2004年12月、3都市
      (香港、台北、バンコク)
      豪・カンタス航空(49.9%)、テマセク・ホールディングス(19%)出資


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