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中国駐在員報告

2015年12月 行政
駐在員 : 石井亘


県内民間企業等が浙江省との経済交流を進めていく環境作りを目的として1993年に設置された静岡県・浙江省経済交流促進機構の第24回全体会議が11月17日(火)に浙江省淳安県千島湖で開催された。

第23回全体会議は昨年11月に日本平ホテルで開催されたが、富士山静岡空港と杭州蕭山空港間定期便就航促進を進める意向書を締結し、同年12月から北京首都航空によるチャーター便が就航し、今年7月からは定期便として就航開始を開始した。静岡県と浙江省間の直行便就航は、静岡空港開港時からの希望であったが、就航実現にあたっては、県省関係者の尽力があったものである。

今回、県委員会は栗原日中友好協議会理事長を代表とし、黎明副省長を代表とした省委員会と活発に意見を交わしたが、主要な議題の一つとして今後の両県省の企業間交流について協議を行った。県内企業による中国及び浙江省への進出はこの数年間はない状況であるが、一方で成長の続く中国企業による日本進出、投資の事例は増加傾向にあり、県としても浙江省内の企業による県内への工場設置、投資を促進すべく活動を行っている。

今回の訪問では、既に県に進出している省内のフィルター製造企業の代表者が一行に同行したため、省内にある自社工場見学や日本への投資に関しての貴重な意見を聞くことができた。

全体会議の翌日18日(水)には、省関係機関の協力により、県主催の企業誘致説明会を杭州市内で行った。日本では中国経済の成長鈍化が伝えられているが、現地関係者は中国企業の海外進出意欲は高いと感じていることから、事務所としては県側が必要としている情報を収集し提供すると同時に、中国企業による県内進出の打診があった場合直ぐに対応できるようにしたい。

全体会議の会場となった千島湖は省西部に位置し、安徽省との省境にある水力発電用貯水のために建設された巨大な人造湖である。豊かな自然に恵まれていることを強みとし、「親環境」を打ち出した観光地としての発展を図っている。浙江省内では杭州西湖に次ぐ5A級旅遊区(中国国家観光局が定める観光地等級の最高等級)であり、毎年約500万人の観光客が訪れている。


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