ここから本文です。
北米駐在員報告2002年4月 経済 ・景気回復の証拠はいくらでもある?
また、5%の大幅な経済成長を予想する例や「再び10年間の拡張もありえる」といった声もでており、エコノミストが楽観的な見方をする根拠は数多くあげられる。 2月の小売売上高は前年同月比6%増と過去2年間で最高の伸びを記録したほか、労働生産性は依然として驚異的な伸びを見せており、2001年第4四半期は年率5.2%増を記録している。 また、連邦準備制度理事会(FRB)が2001年に11回も行った利下げによって、融資がより楽になり、住宅建設を促進している。さらに、政府は景気刺激策の実施を決定したほか、国家安全保障支出の増加も経済活性効果をもたらしている。 そして何より、失業率や負債額が過去最高になっているにもかかわらず、消費者は自動車や家具を買いつづけており、消費支出が堅調を維持している。 |
お問い合わせ