韓国駐在員報告



2015年12月 社会・時事
駐在員 : 松村昭宏


韓国で学ぶ外国人留学生の数が1年前より約10%増え、10万人に迫ったことが分かった。法務部の出入国・外国人政策本部の統計によると、2015年10月末基準で韓国に滞在する留学生は9万9,142人であり、2014年同期の8万9,847人から10.3%増加した。滞在資格別では、留学が7万386人、韓国語研修が2万8,750人、外国語研修が6人。また、韓国語研修を目的に留学している外国人は2014年より31%増加しており、この原因として、海外で韓流ブームに触れ韓国文化に関心を持ち留学するケースが増えたからとみられる。留学生の国籍は中国が5万9,940人で最多。次いでベトナムが7,023人、モンゴルが4,355人、日本が2,620人、米国が1,453人となっている。

かつて、日本で韓流ブームが絶頂だったころは、日本から韓国への旅行者はもとより留学生も非常に多かったと聞くが、この数字を見たり、ソウル中心部では今や日本語の会話をほとんど耳にしないことなどを考えるにつけ、隔世の感を禁じ得ない。

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