東南アジア駐在員報告
2016年11月 行政 駐在員 : 芦澤裕之
10月4日、日本の文部科学省からスーパーグローバルハイスクールに指定されている県立三島北高校の修学旅行生のうち約130人が、シンガポールの「バイオポリス」を訪問した。バイオポリスは、アジアにおける生物化学分野の研究開発拠点となっており、多数の公的研究機関や民間企業が入居する最先端の施設である。
生徒たちは、シンガポール科学技術研究庁の担当者から、同国の科学技術政策や人材育成方針、奨学金制度の説明を受けた後、バイオポリス内の研究所で活躍する日本人研究者の講義を受けた。講義後の質問タイムでは、生徒たちは講師に「研究の成果」や「研究者になったきっかけ」などを積極的に質問し、活発な意見交換をすることができた。生徒たちにとってこうした経験は、海外での進路を視野に入れるよいきっかけとなるので、当事務所ではこうした取組を今後も積極的に支援していく。
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