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北米駐在員報告1999年7月 行政 ・環境にやさしい電力
また、ロサンゼルス市電気水道局では、風力や太陽発電によるきれいな電力を供給する「グリーンパワー・プログラム」を実施している。同プログラムでは、グリーンパワーを提供する設備拡充のため、市民から資金協力を得るのが狙いで、登録により、電気料金が6%増える(一般家庭で月3ドル程度の負担増)代わりに、使用電力の20%がグリーンパワーになるという。既に、ドジャース球場や南カリフォルニア大学、ポールゲッティセンター、ロビンソンメイ・デパートなど大手企業、団体が相次いで登録しており評判は上々という。 先日、パームスプリングスへ行く途中で、砂漠の真ん中に数百基の風力発電装置が林立する場所に遭遇したが、これも広大な土地を有するがうえでのことで、自然エネルギーへの移行が着々と進むアメリカが羨ましい限りであった。 |
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