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東南アジア駐在員報告
2012年12月 その他 駐在員 : 長谷川 卓
11月22日、国際交流基金(JF)ジャカルタ日本文化センターにおいて、自治体国際化協会(CLAIR)シンガポール事務所主催の地域間交流促進プログラムの一環として、日本語を学ぶインドネシア人大学生(5大学15人)と同プログラム参加の日本の自治体職員との交流会が開催された。
JFジャカルタによれば、インドネシアの日本語学習者数は韓国、中国に次いで世界第3位であり、ここ5年間に急速に人気が高まり、学習者数が増加したとのこと。急増する日系企業の現地法人への就職を目指す若者が多いことが主な理由だが、元来親日国家で、日本が好きな人が多いことも要因として挙げられる。
参加学生のほとんどは日本への留学や訪問経験はなく、教師以外の日本人とも接する機会が少ないせいか、交流会では最初は遠慮気味に話をしていたが、次第に打ち解けて、談笑する姿も見られた。意見交換後の発表会では、日本とインドネシアの文化比較について、メモを見ないで、懸命に日本語で発表する姿にも好感が持てた。こうした意欲に溢れるインドネシアの若者を親日派から親静岡派に誘引していければと考えている。
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