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北米駐在員報告2002年9月 社会・時事 カリフォルニア州、来年1月から学校での携帯電話使用を許可 ○テロと殺人事件が解禁理由
今回の法案の立案者であるリズ・フィゲロア上院議員によれば、学校での携帯電話使用許可の意義について、@緊急時の連絡手段として有効であること、A米国では夫婦共稼ぎの家庭が多いので、子供とのコミュニケーション手段として有効であること、B通信各社が公衆電話の撤去を進めていることを理由に挙げている。 一方、法案に署名したデービス知事は、「校内で生徒の携帯電話使用を認めることにより、家族間のコミュニケーションがよくなり、生徒は学校にいる間も安全だと感じることができる」とコメントしている。 同法案の支援者として知られるジェームズ・ローガン高校(ユニオン市、生徒数4,000人)のドン・モントーヤ校長は、「当校では9月から校内での携帯電話使用を正式に許可する。当校では既に生徒の約半数が携帯電話を所有している。ただし、使用して良いのは放課後など授業の邪魔にならない時間に限られる」としている。 |
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