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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2014年4月 社会・時事
駐在員 : 吉住 理恵子


静岡大学国際交流センターは、3月8日、タイの首都バンコクで、同国におけるネットワークの構築を目的として、静岡大学同窓会を立上げるとともに、設立を祝う交流会を開催した。同窓会、交流会には、静岡大学への留学経験を持つタイ関係者をはじめ、タイに拠点を持つ静岡県内企業関係者、静岡大学のタイの協定校及び共同研究関係者など約90名が参加した。
 冒頭、静岡大学鈴木副学長から、同大学へのタイからの留学生は、1980年代から今までに80名を超えること、現在、タマサート大学に、静岡大学連絡デスクを置き交流調整にあたっていること、他にもカセサート大学、キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)などと相互交流提携を結んでいることが紹介された。また、今後、「アジア・ブリッジ・プログラム」を進め、タイ、ベトナム、インドネシアなどから修士課程に40人/年、学士課程に40人/年規模の留学生を受け入れ、県内企業の協力のもと、インターンシップの単位への組み入れなども検討しながら、本格的に国際化に舵を切るという決意が述べられた。
 次いで、参加した留学生OB全員から一言ずつ自己紹介があり、留学生活の想い出の写真がスクリーンで披露された後、互選により、同窓会長にポンペン・ジタリラット(KMUTT大助教授(Ms.))が選出され、今後も年1回程度、継続的にタイで同窓会を開催していくことを決めて閉会した。
 同窓会の後に開催された交流会では、静岡大学への留学生OBのほか、カセサート大学やKMUTT大の関係者、タイに進出している静岡県関係企業の関係者が一同に会しての絶好のネットワーキングの場となった。
 タイには、多くの日系企業が進出しており、日本語を話すことができるタイ現地スタッフの確保が困難になってきている。特に工学系や経理の専門知識を持つ人材はその傾向が顕著だとの話も、本県の中小企業関係者から聞く。
 本県への留学経験者を通じて、静岡県の良さがクチコミで伝わり、留学希望者が増え、彼らが出身国に戻った時に、静岡県企業の活動を現地で支える人材となっていたただけるように、大学や日本語教育を行う専門学校、企業と行政とが一丸となり、産学官をあげて東南アジアからの留学生誘致に努めたい。


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