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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2009年11月 経済
駐在員 : 長谷川 卓


ミャンマー・・・民主化に向けての動き

 9月27日〜10月1日、ジェトロシンガポールセンター主催の「ミャンマー経済情勢視察ミッション」に参加し、ミャンマーを訪問した。
天然ガス、金、錫、宝石などの天然資源に恵まれ、米、豆類など世界有数の農産物生産国でありながら、政治的混乱によりアセアンの中で最も発展が遅れた国と言われる。しかしながら、今回訪れた旧首都ヤンゴンでは、物不足ながらも想像以上に活気に満ちた人々の姿を見ることができた。
国民の間では、自宅軟禁状態にあるアウン・サン・スーチー氏の人気は依然として高いが、1990年総選挙の結果に固執する同氏率いる国民民主連盟への軍政の強硬姿勢により、長期間続く閉塞状態への苛立ちも大きい。
アセアン諸国、中国、インドなどは、軍政が2003年8月に示した7段階の民主化ロードマップを支持、経済制裁を続ける欧米諸国とのスタンスの違いが際立つ。中国、韓国、シンガポールによる天然ガス開発や人口約5,700万人のアセアン最後と言われる市場開拓への先陣活動が急速に進んでいる。
元来親日派の多い同国政府及び経済団体からは日本の本格投資再開への期待を示す発言が多く聞かれた。現状では人道的支援に限定した経済支援を行う日本にとっては、歩み寄りの姿勢を見せる欧米諸国の動向を注視しつつ、来年4月に予定される総選挙後に向けた対応策の検討が重要となる。


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