ここから本文です。
東南アジア駐在員報告2001年8月 その他 シンガポールをはじめ東南アジア諸国では、自国のサッカーリーグよりもヨーロッパの人気リーグに感心を示すファンが多い。イングランドのプレミアリーグもその一つであるが、このほどアジア地区での人気を一層確固たるものにしようと人気2チームが各国を転戦した。まず、リバプールが7月16日にシンガポールを訪れ、同国代表チームと試合をしたのを皮切りにタイ、マレーシアで試合を行った。
マンチェスターUは、シンガポール、マレーシアにチームグッズ販売店を併設したカフェを既に開いているが、今後タイのバンコクをはじめ、香港、上海へも出店の計画があるという。本業のサッカーでもこの地域でサッカー教室を開催する予定があるとのことで、自国だけでなくアジア地区でもファンを獲得しようとする戦略が見える。 清水エスパルスもジュビロ磐田も共にアジアチャンピオンの座を獲得したが、この地域での一般のファンへの浸透度はまだまだ。カズに始まり名波、西沢、小野、高原と本県プレーヤーの海外移籍が広がっているが、彼らの活躍はサッカー王国Shizuokaをここアジアでも印象付ける強烈なインパクトになるので、是非がんばってもらいたい。また、アジア地域のレベルアップのために、いつの日かJリーグも韓国Kリーグも、アジアツアーを実施できるよう期待したい。 |
お問い合わせ