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韓国駐在員報告

2010年2月 経済
駐在員 : 掛沢 孝寿


    【観光】ウォン高などで出国者が急増
    ウォン高が進んでいることから、観光や留学のために海外へ行く人が急増している。昨年12月に仁川国際空港から出国した人の数は、126万7,700人に達し、前年同月比15.5%増加した。
    大手旅行会社のハナツアーによれば、今年1月出発の海外旅行の場合、これまでに前年同期比67%増の11万8,000人から出国予約があり、2月出発分も6万人規模で伸びは135%に達しているという。
    2月13日から15日までの旧正月の連休を利用し、同社の旅行商品で海外に出かける人は、2月12日に4,600人、13日に4,400人で、前年同期比で2倍から3倍へと大幅に増加している。
    出国数を押し上げる最も大きな要因となっているのは、ウォン高だ。先月のウォンの対米ドルレートは1ドル=1,264.66ウォンで、前年同月から200ウォンも上昇した。また、株式市場の回復による高所得層を中心として資産の価格も回復したことや、新型インフルエンザ(H1N1型)の感染が収まってきていることなども背景にある。
    これまでの景気後退の局面で旅行需要が停滞した期間は、1997年のアジア通貨危機で16か月、新型肺炎(SARS)時で4か月だったのに対し、今回の金融危機では20か月に及んでおり、景気が回復し始めたことから、需要が一気に解放されたとの見方が一般的だ。
    一部では、海外での消費が増加すると慢性的なサービス収支の赤字が、再び深刻化する可能性もあるとの懸念の声も上がっている。


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