韓国駐在員報告
2021年11月 社会・時事
駐在員 ： 高橋 誠
10月末より、ソウルの現代百貨店新村（シンチョン）店において、静岡県産の生わさびが一般の生鮮食品の売り場にて販売されている。セリやネギなどが並ぶエリアに交じって、１本約3,000円の「静岡生わさび」が売られているのは、静岡県人として大変うれしい反面、販売の様子が気になるところだが、取扱業者によると予想より売れているらしい。「今後は本店など旗艦店での販売につなげていきたい」という。他にも新しいわさび商品の輸入手続きを進めていて、今月には新商品がお目見えしそうだ。
今回、新商品の輸入にあたり、食薬庁のウェブサイトを検索してみたところ、当事務所が承知していた業者以外にも、２〜３社が静岡の生わさび（根茎わさび）を輸入していることがわかった。静岡、御殿場、伊豆の生わさびが韓国国内に流通しているようだ。当事務所では今月開催される「COEX FOOD WEEK 2021」に静岡県ブースを設けて出展する準備をしており、日本商品を取り扱う業者に事前に展示会の声掛けを行ったところ、早速「わさび関連の商品に関心がある」というメールが返ってきた。
同展示会ではわさび以外の商品も多数紹介する予定であり、来月は展示会の様子も伝えたいと思う。
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