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韓国駐在員報告

2019年4月 行政
駐在員 : 小関 克也


 平成30年度、本県と忠清南道(チュンチョンナムド)は、友好協定締結5周年記念であったことから、知事の相互訪問をはじめとして関連行事を数多く開催した。
 その行事の一環として昨年12月、忠清南道にある国立公州大学校から食のスペシャリストを目指す学生を本県に招き、静岡県立大学食品栄養科学部の学生とワークショップなどを行う「大学生クッキングリレー事業」が開催され、3月28日にはその行事に参加した公州大学校学生による発表会が同大学校で開催されたため出席した。
 本県を訪問した学生10名による自己紹介の後、代表者2名が本県訪問時の交流状況や、両県道の大学生が特産品を使用した健康に良い弁当を相互に作り意見交換したことなどについて発表を行った。
 発表会には訪問団に参加できなかった学生も数多く訪れていたため、発表後の質疑応答の際には「どうすれば参加できたのか」、「このような事業を是非、今年も行ってほしい」、「静岡県に大変興味を持った」との前向きなコメントが多く寄せられた。
 12月に本県を訪問した公州大学校の学生はほとんど日本語ができず、交流した静岡県立大学や常葉大学の学生も韓国語が出来る人はあまりいなかったようであるが、身振り手振りや韓国語・日本語・英語を駆使してすぐに打ち解けて仲良くなり、現在もSNSで交流を続けている学生もいるとのこと。日韓の両学生が真摯に向き合うことで、未来に向けた第一歩となることを実感した。
 また発表会に先立ち、担当のユン・ヘリョ教授からお話を伺ったが、同学科は栄養学や調理だけでなく、外食経営に関することも教えている珍しい学科である。毎年、卒業生はテーマを決めてレシピを創作するそうで、数年分の成果を見せていただいたが、メキシコ料理、バリ料理、カナダ料理など、各年で多岐にわたる料理を創作していた。原材料は海外からの輸入品ではなく、できる限り地元のものを使うようにしているとのことであり、地産地消に力を入れている点は本県とも共通している。
 今後、学生交流に加えて、韓国で販売されている県産品を使った料理の開発等、幅広い面で交流をしていきたい。


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