東南アジア駐在員報告
2018年5月 経済 駐在員 : 竹田 敏彦
3月下旬から4月上旬にかけてシンガポールの植物園ガーデンスバイザベイにおいて「さくらまつり」が開催された。弊所では、当イベントにあわせて設置された「ジャパンブース」内に2日間静岡県ブースを出展し、静岡茶を提供するとともに、静岡県内の観光施設をPRした。
当イベントの主要客層はシンガポールの国内で開催される旅行博とは違い、英国、オーストラリア、米国などからシンガポールを訪問する外国人観光客。多くの女性来場者が20シンガポールドル(約1,600円)の着物体験に申込み、会場に移植された桜の木々の前で着物を着た自分の写真を撮影するなど桜(及び着物)に対する関心は高かった。
普段出展する旅行博では、すでに日本・静岡についてかなりの知識を持った方から「寸又峡までの移動方法」、「わさび田の場所」等具体的な質問を受けることが多いが、今回一番多かった質問は「富士山の場所」、「富士山までの行き方」。県ブースでは、「富士山は東京から1時間程度の距離にあること」、「富士山のある静岡県に来れば富士山だけでなく、伊豆半島の温泉、美味しいシーフードやフルーツなど様々な楽しみがあること」を伝えた。
今回の「さくらまつり」は、桜に興味を持つ潜在的な日本ファンへ静岡をアピールする貴重な場となった。
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