台湾駐在員報告
2016年9月 社会・時事
駐在員 ： 宮崎悌三
８月上旬に台北市内で開催された「台湾美食展」の会場の一角に、台湾鉄路管理局主催の「駅弁まつり」が開催された。
日本からはJRや首都圏などの私鉄が自慢の駅弁を展示し、販売も行った。ここで好評を博したJR東日本の駅弁が、台湾鉄路管理局の駅弁を販売する「台鉄（台湾鉄路管理局の略称）夢工場」という鉄道グッズを販売する店舗の一部を借りて３種類の駅弁を８月いっぱいの期間で販売した。
駅弁の価格は、250元（約810円）に統一。価格は、台鉄で販売しているお弁当の４倍ほどで割高なのだが、朝やお昼の時間帯には行列が出来るほどの人気で、午前中に売り切れる駅弁もあるようである。駅弁は、台湾で手配する食材に合わせ、味をオリジナルのものに近づけるよう、レシピに工夫しているとのこと。
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