東南アジア駐在員報告
2018年11月 行政 駐在員 : 竹田 敏彦
2017年にシンガポールを訪れた外国人観光客は1,740万人となり、2年連続で過去最高を記録した。国別順位を見ると日本人訪問者は6番目に多く、その中には多くの修学旅行生が含まれている。(公財)全国修学旅行研究協会の調べ(平成28年度)によると、公私立高校が実施する海外修学旅行の訪問者数でシンガポールは台湾に次ぐ第2位となっている。
この結果を証明するかのように、10月上旬に県内高校2校が相次いでシンガポールを訪問し、当所は彼らの同地研修を支援した。
まず初めに来星したのは、県立三島北高校。弊所では高専ニーアンポリテクニークを訪問するグループと研究機関バイオポリスを視察するグループの活動をサポートした。続いて県立榛原高校理数科が来星。同校に対しては、シンガポール国立大学の研究機関訪問や大学生との交流を支援した。
シンガポールにおいて関係機関訪問や現地学校との交流を依頼する際には、その場所を訪問したいしっかりとした理由(目的・テーマ)や、双方にとって実益のある交流の提案を求められることが多い。少しシビアな面もあるが、明瞭な目的・テーマを持つ県内高校にとっては実のある研修が可能な地域である。
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