韓国駐在員報告
2023年11月 社会・時事 駐在員 : 高橋 誠
10月22日、ソウル特別市江南区のCOEXで「日韓交流おまつり」が開催された。2005年に始まり、毎年同時期に東京とソウルでそれぞれの大使館などが中心となり、大学生やボランティアなど多くの民間関係者を運営に巻き込みながら、両国にそれぞれ関心を持つ層をターゲットに実施しているイベントである。昨年も参加した本県は、昨年よりブースを増やし、2ブースで静岡の観光地や食、文化の魅力を発信するつもりで準備をしていた。
このような中、菊川市を中心に活動する「劇団静岡県史」が朝鮮通信使と徳川家康をテーマにした演劇をメインステージで披露することとなり、また、「天竜浜名湖鉄道」もブース出展することとなったため、結果的に連結・隣接した5ブースを展開し、本県各地の魅力を過去最大規模で伝えることができた。ブースでは劇団の舞台衣装を着て浜松城を背景にチェキで記念撮影をしたり、劇場版エヴァンゲリオンに駅がモデルとして登場した天浜線のブースには、登場キャラのコスプレをしたファンが訪れたりと大変な盛り上がりを見せた。昨年以上の熱気に包まれた日韓交流おまつり。両国の良好な関係が感じられた。
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