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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2004年5月 政治
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール ゴー首相からリー・シェンロン副首相に政権移譲 8月頃か

    ゴー・チョクトン首相(63歳)からリー・シェンロン副首相(52歳)への政権移譲が8月頃に行われる可能性が高まった。
    ゴー首相は先月24日に行われた与党・人民行動党(PAP)の設立50周年の記念行事で挨拶し、「職務を全うするまでは引退の日を決定しない。」(ゴー首相の今後の政治日程は、今月のブッシュ米大統領との会談のほか、6月の諸外国への訪問が予定されている。)と述べる一方、毎年恒例のナショナル・デー・ラリーについて「8月22日に決めた。今年のラリーは画期的な出来事になるだろう。私にとって最後になるかもしれないし、新たな首相にとって最初となるかもしれない。」とも述べている。
    ゴー・チョクトン首相は、昨年8月のナショナル・デー・ラリー(独立記念日祝賀集会)の演説の中で、リー・シェンロン副首相を次期首相として指名するとともに、2005年までには政権の座(次の選挙は2007年)を譲り渡すことを明言していた。時期については、景気回復の兆しが見られるまでとしていたことから、最近相次いで上方修正された景気見通しが、権限委譲の時期を早める可能性を高めている。
    かねて、ゴー首相は、リー副首相に政権を譲る理由として、「指導者が国民の信頼を得るのに2〜3年が必要」と述べたほか、首相の職務内容から判断し、自身が49歳で首相就任したことも踏まえ、リー副首相が早いうちに就任するのが適切との見解を示していた。
    折りしも、リー副首相は4月初め、南洋工科大学の年次フォーラムで講演し、「若者よ、もっと自由に将来の夢を想い描け」と呼びかけている。
    間もなく、リー副首相の夢が実現するのかもしれない。


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