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北米駐在員報告
2001年1月 行政
駐在員 ： 若梅 真樹
交通改善計画
ロサンゼルス都市圏交通局（ＭＴＡ）は、人口増加に伴うフリーウェーの混雑を改善するため大規模な交通網改善計画を発表した。今後25年間で、高速道路や市道の延長、地下鉄、電車、バス等の交通網を改善するもので、フリーウェー建設ブームの60年代以来の大規模な計画となる模様。
ロサンゼルス郡の人口は、2025年には1,310万人に膨れ上がり、通勤時、1人での車運転が72.9%、フリーウェーでの平均走行時速が現在の34マイルから20マイル以下になると予想されている中、同計画では、今後最も人口が増加すると予測されるサンタクラリタ、アンテロープバレーなどの北部の郡とロサンゼルスを結ぶフリーウェーの延長やメトロリンクの運行数増、ダウンタウンとサンファルナンドバレー間での高速バスサービスの拡大やパサデナを結ぶ電車路線の新設、センチュリーシティーまでの地下鉄レッドラインの延長などが盛り込まれている。
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