台湾駐在員報告
2023年8月 経済 駐在員 : 市川 美奈子
7月7日〜9日の3日間、台湾南部の屏東(へいとう)県で開催された「屏日友好祭」に出展し、屏東県との交流を深めるとともに、静岡県の魅力をPRした。
屏東県には、静岡県袋井市出身の水利技師「鳥居信平」が1923年に築いた地下ダム「二峰圳(にほうしゅう)」があり、このダムは今でも屏東県の人々に飲用水・灌漑用水を提供し続け、「南台湾の宝」と言われている。屏東県政府によると、数年前に台湾南部が深刻な水不足に見舞われた時も、二峰圳のおかげで屏東県は渇水することがなく、近隣の 自治体に水を提供することができたそうだ。
当事務所では2年連続で「屏日友好祭」に出展し、開幕式で祝辞を述べたほか、ブースを設けて来場者に本県の見所や観光名所等をPRした。
台湾には屏東県のように、日本との友好関係を大事にしてくれている自治体が数多くある。台湾各地において本県の魅力をPRするとともに、県民の皆さんに、台湾のさまざまな地域に興味をもっていただけるような情報をお届けしていきたい。
【屏日友好祭開幕式の様子】
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