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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2009年1月 政治
駐在員 : 獅倉 浩


タイ・・・強気のタイ政府も経済見通しを下方修正

タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)は2008年11月下旬に発表した経済展望で、2009年の経済成長率を3%〜4%と世界経済の景気後退の中、比較的緩やかな鈍化を予想していたが、ここにきて各統計数字が集まってくるに従い、この予想数字を下方修正せざるを得ないと判断したようである。
具体的には、同委員会のアムポン事務局長が最近の談話の中で以下のように語った。
「11月に発表した数字は期待しづらくなった。2009年2月下旬に発表する新たな経済展望では、2009年の経済成長率を下方修正する。2009年の経済成長率は、最善の場合でも2%程度の成長に落ち込む可能性がある。四半期ごとの経済成長率は2008年第1四半期の6.0%をピークに徐々に低下を続けており、2008年第4四半期と2009年第1四半期はマイナス成長に陥る可能性があると思われる。景気の底入れ時期は2009年第3四半期で、景気が回復に転じるのは2009年第4四半期になるものと思われる。」
また、この談話後2008年末のタイ中央銀行エコノミストの談話が次のように発表された。
「2008年第4四半期の経済成長率はマイナス2.5%になる見込みである。これによってタイ中央銀行が目標としていた2008年経済成長率4.3%〜5%には届かない見込みである。」
タイの中心的産業である自動車産業界は、2008年の国内販売総数を当初約70万台と見込んでおり、前半は見込み通り順調に売り上げていたが、第3四半期以降の売り上げが鈍化し、通年では60万台にとどまる見込みである。2005年に70万台の売り上げを記録して以来、同数字には届いていないものの、大きな落ち込みはなく健闘したといって良い。一方輸出台数は2008年通年で77万台が見込まれているが、2009年は20%減の約60万台になるものと見込まれている。


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