台湾駐在員報告
2023年12月 経済 駐在員 : 市川 美奈子
2024年1月19日から3月29日まで、高雄−静岡チャーター便の運航が決定した。航空会社はチャイナエアラインで、運航頻度は週3回(水、金、日)。富士山静岡空港に台湾からの国際線が再開するのは3年11か月ぶりであり、高雄からのチャーター便に至っては実に8年ぶりとなる。今回のチャーター便運航決定に際して御尽力くださった皆様に、心からの感謝の意を表したい。
「高雄」という街に馴染みがない方も多いかもしれないが、台湾南部最大の都市で、台北市に次ぐ「台湾第2の経済文化の拠点」と言われている。市内にある「高雄港」は台湾最大の貿易港であり、古くから日本との交易が盛んである。
近年では港に隣接した「駁二(ボーアル)」というエリアが芸術特区として整備されており、旧倉庫街をリノベーションした空間に、さまざまな芸術作品が展示されている。一帯にはおしゃれなカフェ等がたくさんあり、地元の人たちと観光客でいつも賑わっている。
弊所では今回のチャーター便の運航に合わせて、高雄での本県プロモーションを積極的に展開しているところである。今回のチャーター便運航が、高雄の方々に静岡県の魅力を認識していただける機会になるとともに、県民の皆様にも、台湾の魅力が「台北だけではない」ことを認識していただける機会になることを願っている。
【高雄の夜景】
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