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中国駐在員報告

2004年3月 経済
駐在員 : 外山 敬三


鳥インフルエンザ、感染拡大は抑制傾向

    123日に広西チワン族自治区隆安県で日本と同じH5N1型鳥インフルエンザが見つかって以来、2月末現在、疑い例も含めて16の省・50地区に感染が及んでいる。しかし、中国ではSARSの教訓を生かし、早くから鳥インフルエンザ阻止の対策を積極的に取っており、今のところ感染の蔓延は起きておらず人への感染例も発生していない。また、隆安県を含め計7地区で封鎖措置が解除され、2月18日以降新たな感染例、感染疑い例の報告がなされておらず、農業部は感染拡大が抑制されつつあるとの見解を示している。
    中国では生きた鳥を市場や街角で販売するのがごく当たり前の光景であったが、上海でも人への感染を防ぐため生きた家禽類の市場での取引が禁止され、市場から鶏や鳩、アヒルが姿を消した。また、鳥を飼っている市民に対しても鳥への予防接種が義務付けられ、ワクチンが無料で配られた。
    一方消費者の反応であるが、鶏肉や卵を食べるときは70度で数分間加熱すれば大丈夫であると新聞等を通じて報道され、テレビのニュースでも上海市長が鶏肉を食べている様子を繰り返し放送していたが、市民の警戒感は強く、ファーストフード店や鳥料理のチェーン店では客離れが起こっており、鶏卵の消費量も3割ほど落ち込んでいる。


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