• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 韓国駐在員報告

ここから本文です。


韓国駐在員報告

2010年6月 経済
駐在員 : 掛沢 孝寿


     こうした中、外国為替市場でドルに対するウォン相場は、李大統領の談話前の23日では1ドル1,196ウォンであったのが、談話後の24日は1,241ウォンと急落し、対円でもウォン安が進み、年初から1円に対し11ウォン後半から13ウォン前半で推移していたウォン相場は14ウォンを瞬間的に超える時もあり、現在(5/27)13ウォン台後半で推移している。
    また、株式市場で外国人投資家の売りが大量に発生し、韓国総合株価指数も急落している。
     これらの下落は、ギリシャの財政問題に端を発したヨーロッパ発の金融不安の影響もあるが、李大統領の発言が世界的にリスクの高い資産運用を避けたい投資家の心理に強く作用した結果だと思われる。
    ところで、2008年9月の所謂リーマンショックに伴う経済状況の悪化及びウォン相場の暴落、2009年に発生した新型インフルエンザにより、昨年の韓国人の海外渡航の状況は、930万人となり前年の1,300万人から大幅に減少し、日本への渡航者数も238万人から159万人と大幅に減少した。
    しかしながら、今年に入ってからは、ウォン相場の回復等これら3つの悪材料が改善された結果、日本への渡航者数は大幅に増加してきており、富士山静岡空港へのアシアナ便、大韓便の搭乗率も現在のところ好調な状態を続けている。
    韓国人の日本への渡航者が最も多いのは毎年7月から8月にかけての夏休みである。
    今回の李大統領の発言に伴う朝鮮半島の緊張化、ヨーロッパ発の金融不安が継続すれば、韓国から日本への渡航者の伸びは期待できない。
    一刻も早く、これらの不安が解決・消滅することを期待したい。


    日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧

お問い合わせ

知事直轄組織地域外交局地域外交課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3066

ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp