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韓国駐在員報告

2014年10月 社会・時事
駐在員 : 松村昭宏


CBD(生物多様性条約)韓国市民ネットワーク、韓国湿地NGO(非政府組織)ネットワーク、ラムサール・ネットワーク日本などでつくる「4大河川韓日市民調査団」は、2014年9月24日にソウルで記者会見し、2014年9月21から23日にかけて現場調査を実施した結果、韓国の4大河川整備事業により川の水質が次第に悪化していることが分かったと発表した。
 4大河川整備事業は李明博(イ・ミョンバク)前政権が巨額の予算を投じて推進した事業。この調査は、2014年10月に江原道平昌郡で開催される生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)に合わせて実施されたもので、韓国と日本の環境運動家や専門家が参加した。調査団は、4大河川整備事業のため飲料水源には毒性の藻が大量に発生しており、水質は悪化したとし、「生物多様性の宝庫である湿地が失われ、絶滅危惧種の個体数が急減している」と指摘した。
 また、日本の専門家らは、過去に日本政府が大々的に実施した河川整備事業の失敗例を挙げ、4大河川事業も同じ轍(てつ)を踏んでいると口をそろえている。その上で、両国の専門家らは、河川を復元するには工事を中止し、4大河川の堰(せき)の水門を開放すべきだと訴えた。


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