台湾駐在員報告
2021年4月 経済 駐在員 : 宮崎 悌三
3月後半、静岡県の豊富な食材を和食レストランのメニューに取り入れ、台湾のお客様に楽しんでいただく「静岡フェア」を台北市内のレストランで開催した。
開催店舗で採用された食材は、桜エビ、わさび加工品、干し椎茸、釜揚げしらす、浜納豆、みかんジュースなど。期間中は、静岡県の食材に相性の良い静岡県の地酒セットもメニュー化された。採用された食材は、レストラン内でも購入可能で、干し椎茸などは完売するほど好評を博した。
26日夜には、わさびの産地である伊豆半島とレストランをオンラインで結び、伊豆半島の観光情報提供とともにわさびをPRするイベントを実施。台湾からのわさびや伊豆半島の観光に関する質疑応答、わさびのすり下ろしの実演、下ろしたての生わさびを料理に添えて味わっていただく体験などを行った。イベントには事前予約で70名ほどの参加者が集まり、五感で体験した静岡県へ是非行ってみたいとの声も多く聞かれた。
このような食を通じて静岡県を知っていただくイベントは、食品の販路開拓、認知度向上なども同時に図ることが可能であり、次年度も継続して取り組んでいきたいと考えている。
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