8月24日、シンガポール日本文化協会(JCS)日本語教室において、JCSとの共催により「Knowing Japan Series Seminar–How to serve tasty green tea」と題した日本茶淹れ方セミナーを開催した。茶道ではなく、日本茶(茶葉)の淹れ方を学ぶセミナーは珍しいこともあり、募集定員40名を上回る43名が参加した。
講師は、シンガポールで日本茶の販売を開始した潟}ルモ森商店の社長で、県内唯一の日本茶鑑定士9段の資格を持ち、日本茶インストラクターでもある森伸樹氏に依頼。実習を中心とした内容で進められ、最初に自分が良いと思う方法で煎茶を淹れた後、講師が正しい淹れ方を提示、その後、玄米茶、ほうじ茶、玉露の順に正しい淹れ方を学んだ。
今後は日本の食生活文化の普及啓もうとともに、県内企業の海外販路拡大にも繋がる今回のような産官連携事業にも積極的に取り組んでいきたい。